案件内容 | 業務改善コンサル |
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業種 | 自動車整備業 |
規模 | 中小企業 |
拠点 | 1拠点 |
年商 | 2億円 |
問題点および依頼事項 | 毎年実地棚卸を行う際、帳簿棚卸と実地棚卸との数字が大きく乖離している。 |
解決策 | 業務フローを把握し、在庫の出入りに着目した。 ・フロント担当と整備士との認識違いを解消する。 ・受発注から整備、納品までをEXCELで管理していたため人為的ミスが発生することが多かったが、システムを導入し一元管理することで、人為的ミスをなくし、効果的・効率的な業務体制にする。 ・納期と重要性を考慮した上で、在庫量を圧縮し、必要以上のものは持たないようにする。 ・年1度しか行われていなかった実地棚卸を月1回行える仕組みを構築する。 |
サービス導入効果 | ・事務と現場の「認識違い」を起因とする諸問題について、第三者の視点から現状把握・助言し、ベクトルを統一することができた。 ・システムを導入することで組織的な業務の合理化を図ることができた。 ・返品できるものと廃棄するものとを区分することで、管理負担が減少した。 ・金額ベースで線引きし、管理アイテム数を減少させることで、実地棚卸の作業負担を軽減できた。 ・毎月の棚卸を実施することで、年次の棚卸負担を軽減するとともに、月次決算の報告レベルが向上した。 |
今後の課題 | ・原価計算の考えを取り入れることで、予算策定の質の向上に繋げる。 ・5S活動を強化することで、作業ロスおよび事故を削減し、潜在的なリスクの低減に繋げる。 ・車両に係る税金や損害保険の取り扱いに関する業務フローを見直すための提案中である。 ・財務負担を下げるために、財務体質改善のための提案中である。 |