コンサルタントってどんな人?

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当コラムでは、中小企業の経営者や経理・総務を中心としたバックオフィスの方に向けて、役立つ最新情報、コンサルタントの現場での思いや経験・苦労話等を「あるある形式」でお伝えいたします。
初回は、『コンサルタント』ってどんな人か、について述べてみます。

コンサルタントとは?


コンサルタントについて、「Wikipedia」では次のように記載されております。
・コンサルタントとは、コンサルティングを行うことを業としている個人もしくは法人のこと。
・コンサルタントは一般に、顧客が抱える何かしらの課題を解決するための思いついた方策を提供している。
一般にみなさんの考えるコンサルタントとはこのような人・集団を指します。

あなたも他の人に負けない知識やノウハウを有していれば、すぐにでもコンサルタントになれるのです。

コンサルタントは、地頭が良く、論理的かつ専門知識が豊富なスーパーマンであると考えられていますが、このようなコンサルタントが必ずしもクライアントに最高の価値を提供できるわけではありません。
それでは、どのような人が良いコンサルタントなのでしょうか。

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良いコンサルタント


思考回路が価値志向の人が良いコンサルタントの一つの尺度であると考えます。
仮に自分の専門でないことをクライアントに質問されても、専門知識を持った人脈を持っていて、彼らを活用することが出来る人であれば解決できます。
クライアントにプロジェクトの始まる前に『大きな目標』を提示できる人が良いコンサルタントと言えそうです。

また、クライアントの抱える「問題」「悩み」「願望」「欲求」を把握し、共感を持ってアドバイスできることでクライアントがファンとなってくれるのです。そのためには、コンサルタント自身が魅力的な人になることを意識して行動することを大事にすべきでしょう。
魅力的な人になる、というと特別なことに思うかもしれませんが、そんなことはありません。当たり前のことを当たり前にやること!これまでの自分の経験をフルに活かし、クライアントのために全力で一生懸命対応、きちんとやり遂げることが、あなたの魅力を最大限に引き出すコツです。

悪いコンサルタント


クライアントに対して『小さな目標』しか提示できない人は悪いコンサルタントと言えるでしょう。
なぜかというと、クライアントにコミットしたものは絶対に守る、という大原則を最優先するために、効果の測定できないような目標を掲げるのです。やはり経営者であれば、例えば、売上10%増、コスト20%削減といった具体的かつ定量的な効果を求めたいものです。
上記のような場合には、効果が少ない割に、コンサルフィーはしっかりとかかり、コンサルの投資対効果はかなり低いものになってしまいます。
ですので、このような目標設定のプロジェクトの場合には、クライアント自身が知恵を絞って、やり遂げた方が良いと思います。そうすることでクライアント自身に知識・ノウハウが蓄積されますし、やり遂げた社員自身の良い経験、自信に繋がり、会社の活性化に繋がると考えます。

まとめ


・他の人よりも知識やノウハウがあれば、誰でもコンサルタントになれる
・良いコンサルタントは、大きな目標を掲げ、クライアントに質的な大転換を起こせる人
・悪いコンサルタントは、小さな目標を提示し、クライアント目線ではなく自分目線で物事を考える人

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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